ジミ・ヘンドリックス / マイアミ・ポップ・フェスティバル

 ティーンエイジャーの頃に、師匠と仰いでいた渋谷陽一が、ブログでこう書いている。「70年代のロックが最高で、最近のロックなんかツマラナイと言う。その切り札はジミヘンやツェッペリンやストーンズだったりすることが多い。僕はそういうロック親父が大嫌いだ」。って、それは僕の事か?

  確かに最近のロックを聴けば、それはそれでカッコいいのだと思う。だが残念な事に最近のロックを知らないのだからしょうがない。師匠のようにそれを仕事にしているわけではないので情報もないし、TV やネットで関心を膨らますような時間もない。どうしても馴染みのある70年代になってしまうのだ。

  ところで師匠の周りではジミヘン、ツェッペリン、ストーンズが切り札との事だが、師匠よりちょっと若い僕は、キッス、クイーン、エアロスミスが切り札だ。僕らの年代ではその3枚のカードのいずれかを出せば必ず勝てる。

  では、例えばジミヘンのカードは何処で出すか。それは先鋒だ。これがかなり効く。今なら、師匠も絶賛の「マイアミ・ポップ・フェスティバル」!