Van Halen / Different Kind of Truth

 Van Halen の「Different Kind of Truth」がリリースされた。スタジオアルバムとしては14年ぶりらしい。ヴォーカルはDavid Lee Roth。

 周りのロック好きと話していると、Sammy Hagar よりDavid Lee Roth の方が好きだと云う人の方が多い。僕の年代だと「You Really Got Me」の鮮烈デビューの印象があまりに濃いので、初代ヴォーカリストのDave に軍配が上がるのだと思う。ルックスもDave の方が数段イイ事もある。

 だが僕はSammy Hagar の方が好きだ。Sammy がバンドにいた時の方がイイ楽曲が多いからだ。ソングライティングという点でSammy の方を推す。なんていう事をうっかり主張すると、たいがい周りから袋叩きにあう。

 新作「Different Kind of Truth」を聴いて思うのだが、結局このバンドはEddie のギターが鳴っていればそれだけでイイのではないだろうか。ヴォーカリストが誰だろうが、ベーシストが息子に代わっていようがあまり関係ない。Eddie が健在でさえあれば、すべてのファンが満足なのだと思う。