Amazon のニューリリースランキングの中に、Doors の「A Collection Boxset」というボックスセットがランキングされていた。詳しい事は不明なのだが6CD とあり、US 盤の現在の値段が2637円、リリースは7月19日とある。
6CD はリマスター盤で「The Doors」「Strange Days」「Waiting For The Sun 」「The Soft Parade」「Morrison Hotel」「L.A.Woman」。 Jim Morrison が亡くなる前のすべてのスタジオ盤が揃っていながらこの値段である。おそろしく買いたい衝動にかられるのは僕だけではないと思う。
Doors にベーシストはいない。ギタリストはいるのだが印象が薄い。一方でJim Morrison のイメージは濃く、オルガンはうるさい。結局のところDoors とは、オルガンをバックに歌うJim Morrison となってしまっていた。
最近の事だがDoors をバンドとして聴けるようになった。つまりアンサンブルとしてである。カリスマヴォーカリストの存在を忘れ、オルガンの音量を頭の中で少し落とすと、Doors は意外にイカしたロックミュージックだ！