村上龍 愛と幻想のファシズム

 ♪ジャーン。な、なんと、本日より村上龍「愛と幻想のファシズム」に突入してしまいます。皆さん用意はよろしいでしょうか?

 この作品は週刊現代に1984年~1986年に連載されていたもので、上下巻合わせて950ページ超というスゴ~い長編です。龍さん自身が書いてるのをどこかで読んだのですけど、最初は週刊現代側からモーレツに頼まれて連載を始めたようなんですが、あんまり長いもんだから連載中に4人も編集長が代わり、最後の1年間は「お願いしますから早くやめてください。長すぎるし誰も読んでないから」って言われてたらしいです。

 えっ、今では龍さんの代表作に数えられてますけど、連載当時はそんなものだったのかと意外にビックリですよね!

 ところで今回の記事を書くためにまた読み始めたんですけど、やっぱりこれが全然読み終わらないんですよ。用意はよろしいでしょうかって言ったワリには、自分が一番用意出来てないです。どうなることやら。