村上龍 裏JMMの海岸 Q:1245

Q:1245
 昨年暮れ、ユーロが対円で100円を割り込みました。今年も「円高傾向」は続くのでしょうか。また、今後、円高が円安に振れるときがあるとすれば、どんなときなのでしょうか。

 1月2日配信のJMM で村上龍がこう書いている。紅白歌合戦は、変化に適応しようとしない日本社会の現象を象徴している。富裕層と貧困層、若年層と中高年層、中央と地方、正社員と非正規社員などの、ますます深まる利害対立を隠蔽する機能のみを有する番組になっている。

 ずいぶんと以前から村上龍はそのような事をエッセイで書いている。まったく同感だと思う。僕も紅白歌合戦に感じる独特の違和感が嫌で、紅白を見ない年が何年かあった。紅白の持つ和み感というのは作られたウソだと思うし、水戸黄門的な予定調和も鼻につく。でも最近また見るようになった。

 多分、僕は懐かしいのだと思う。家族全員が紅白の勝敗に一喜一憂した時代が恋しいのだ。年に1回くらい、どんなにリアリティが無かろうが、仮想の一体感に浸るのも息抜きとしていいかなと思うのだ。

 設問の答えだが、ユーロに対しては円高、ドルに対しては円安だと思う。ユーロの構造的欠陥は修復不可、アメリカは腐ってもアメリカだから。

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