リチャード・バック かもめのジョナサン 1

 村上龍訳 リチャード・バック「イリュージョン」に突入する前に、バックの代表作である「かもめのジョナサン」について書いてみたいと思います。えっ、村上龍と関係ないじゃないかって。そうなんですけど、まず先に「ジョナサン」について触れておかなくてはいけないような気がするんですよ。

 「ジョナサン」は出版が1970年で、大ブレイクしたのが1972年、「ジョナサン」の次作にあたるのが1977年の「イリュージョン」です。はっきり言って、この2作品に込められたメッセージって同一なんですよね。「イリュージョン」は「ジョナサン」の続編といってもいいんじゃないかな。なので、まずジョナサン!

 主人公はジョナサン・リヴィングストンという名のカモメです。ようするに寓話です。寓話と訊くと子供向けみたいなイメージなんですけど、この作品の大ヒットの原動力は言うまでもなく大人です。しかも当時のヒッピー・ムーブメントの中で、ヒッピー達によって口コミで圧倒的支持を拡げたとの事。

 映画ではEasy Rider、音楽ではJanis Joplin、文学ではJonathan!

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