村上龍 ハバナ・モード MEN ARE EXPENDABLE VOL.8 10

 村上龍「ハバナ・モード」。昨日の、結局のところ既成大手の会社の寡占化が進んだだけではないだろうかの続きです。

 10年前の山一證券を皮切りにいくつもの大企業が破綻していくのを目の当たりにし、企業が個人を庇護してくれる時代が終わりを告げ、個人ひとりひとりの時代に突入したんだと痛切に実感しましたよね。で、それを如実に表しているのが「13歳のハローワーク」の大ヒットだと思うんですよ。

 ところが現実は、圧倒的なスキルを身に付けた若者が職に就けていなかったり、そのスキルに見合う職種や報酬を得ていなかったりする。一方で、突出したスキルが無くとも大企業や官庁に就職したおかげで、全就労者平均以上の報酬と庇護を受けている。大企業や官庁が更に優位になっていませんか。雇用に流動性が無いので逆転のチャンスは無い。

 好きな事は趣味にとどめて、まずは大企業か官庁を目指しなさい。夢が無いよね。自分の子どもにはそう言いたくないんだけどな!

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