村上龍 寂しい国の殺人

 「オーディション」の記事で書いたように、「オーディション」のラスト20ページ、目を覆いたくなるような残虐シーンに対するこれでもかという超緻密な描写は、その後「イン ザ・ミソスープ」に発展していきます。で、よっしゃ、どうせだからついでに今日から「イン ザ・ミソスープ」に行ってみようって思ったんですけど、その前に村上龍「寂しい国の殺人」を少し書きたいと思います。

 「寂しい国の殺人」は基本的にはエッセイです。ですが「すべての男は消耗品である。」のようなエッセイとは全く趣が異なり、どちらかというと90年代の終わりから現在に至るまでの金融経済に関する一連の書籍に近い感があります。

 しかし出版されたハードカバーは大型本であり、しかもテキストオンリーではなくビジュアルが主体とっているために、どのモノとも似つかない非常に異質な作品となっていることも確かです。

 で、どうして「イン ザ・ミソスープ」に行く前に「寂しい国の殺人」なのって。また明日ね!

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