宇宙兄弟

 インフルエンザで苦しんでいる間、TV で映画「宇宙兄弟」の放送があり、インフルエンザの発信源である次男の隣に座って一緒に仲良く観た。

 僕らは、原作はおろかアニメも見た事がなく、何の予備知識もないまま、「宇宙兄弟」初体験。原作を読んでいると、この映画では物足りないらしいのだが、僕らはものすごく面白いと感じた。ポジティブな気持ちにもなれた。次男は相当気に入ったらしく、録画したものをその後2回、計3回も連続で観ている。

 「夢を叶えた人は、夢を諦めなかった人」と言うが、この映画を観ていると本当にそうなのだと思える。諦めないという以前に、そもそも夢を持っているかも重要だ。夢がなければ始まらない。兄弟の年齢差がほぼ息子達と同じだった事もあり、どうしても我が子に思いが行く。息子達に夢はあるだろうか。この映画のように、夢に向かって共鳴し合える兄弟であればいい。

 そんな事を考えていて気付いた。この映画で一番うらやましいと感じる登場人物は、この兄弟の父親と母親。この両親は最高に幸せだと思う。