村上龍 MISSING 失われているもの

 11月の下旬から仕事がおそろしく忙しく、まったくブログの更新が出来ないまま年末を迎えてしまった。僕が仕事に追われている間、村上龍がJMM を通じて新しい連載を行い、Facebook で情報を発信するようになった。

 JMM での連載もFacebook での発信も、新しい試みのひとつだ。あまりにも唐突に始まったので、最初は何が起こっているのか理解できなかった。ファンとして一瞬戸惑ったのだ。街の書店で本を買って読むという定形に収まる事はない作家なのだと思う。新しい試みには安心感はないが、代わりに妙に心がざわつく。村上龍はいつもファンの心をざわつかせる。

 連載のタイトル「MISSING 失われているもの」について考えてみた。失われているものとは何だろう。日常の中で失われているものを実感する事はない。獲得したものの方が多いのが現状だ。だがどこかかしこに確実に失われているものが存在するはずで、村上龍の言葉に耳を傾けようと思う。

 一年間ありがとうございました。皆様、良いお年を!

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