Black Sabbath / 13

 最近驚いた事は、Black Sabbath の新譜「13」。アルバムチャートで1位に輝いたらしく、1位となるのは1970年の2ndアルバム以来43年ぶりとの事。

 話題性があった事やプロモーションが上手くいった事など、イロイロと理由はあるのだろうが、それでもクオリティが高くなければそこまで売れないと思う。実際にネットの評判も好意的なものが圧倒数だ。そして何より1位に輝いた事以上に、それが43年ぶりという事実に驚く。

 43年という月日は長い。一度頂点に立った後に、更に43年もの間何かを継続していく事は難しいと思う。継続できても、方向が趣味的なものに流れ、故に何らかの妥協が加わり、セールスに結び付くようなクオリティは生まれない。だから43年後であれば尚の事、本気度が試されるのだと思う。

 ハードロック・ヘヴィメタル系のロックは今はもうほとんど聴かないが、今回の「13」は聴いてみたくなった。特徴的なギターリフと後ノリのベースラインは昔のままらしい。悪魔は今でも健在という事。