David Bowie / ZEIT

 新作「The Next Day」がヘビーローテーション中のDavid Bowie だが、今度は「ZEIT」というボックスセットをリリースする。

 この「ZEIT」とは、「Low」から「Lodger」に至るまでのアルバムをセットにして廉価版にしたものだ。 リマスターは過去のままなので目新しいものは何もない。でも何故か欲しくなってしまうのは、他のアーティストの廉価版ボックスのようにThe Studio Albums みたいな安直なタイトルにするのではなく、「ZEIT」などという意味深なタイトルをわざわざ持ってくるところにある。

 「ZEIT」が網羅しているのは、いわゆるベルリン時代の作品だ。当時のベルリンには東西の壁があった。この時期にイギリスやアメリカの音楽産業に背を向けて、冷戦の縮図のような街ベルリンに移り住む。メインストリートには安住しない。芸術家とはそもそもそういうもの。セールスに奔走する事はしないのだ。こんなカッコイイ事をするのはDavid Bowie くらいだと思う。

 中学の時に「Warszawa」から受けたショックを、今も忘れる事が出来ない。

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