赤い鳥 / 竹田の子守唄

 吉田拓郎の「ペニーレーンでバーボン」が、まったく理不尽な理由によって発売禁止となっているという投稿をしてふと思い出した。赤い鳥の代表曲「竹田の子守唄」も長らく放送禁止にされていた事実だ。

 「竹田の子守唄」は、元歌が被差別部落に歌い継がれていたらしいという事だけで放送禁止になった。歌詞を調べて見れば一目瞭然だが、歌詞の中に部落差別を連想させるものは一切ない。こんな美しい曲が意味不明の理由によって、たとえ一時であったとしても聴く機会を奪われていた事実に愕然とする。誰がいったいこの美しい曲によって傷付くというのか?

 表現の自主規制に関しては、確かに難しい問題を孕んでいると思う。だが「竹田の子守唄」のようなクオリティの非常に高いものについては、仮に部落差別を歌っていたとしても後世に残した方が良いのではないだろうか。

 赤い鳥の「竹田の子守唄」と「RED BIRDS」が来月リイシューになるらしい。雑念を排除し素直な気持ちで曲の世界に入りたいと思う。

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