村上龍 オールド・テロリスト (14)

 村上龍「オールド・テロリスト」。第3テロは都心の大規模シネコンで起こるのだが、そこで封切り上映されていた新作映画は、大人数の女性アイドルグループのものだ。今で云えばまるっきりAKB48!

 AKB48 は好きではない。AKB 側からオマエのようなおじさんに好かれようとは思ってないと反論されそうだが、とにかく好きではないのだ。ルックス、ダンス、歌、どれをとっても素人レベル、僕はそれが気に入らない。

 AKB のような等身大アイドルは、ほんのちょっとで手が届く存在として、皆に夢を与えているらしい。でも本当にそうだろうか。AKB とその他普通の女の子との差はほとんどない。彼女達を分け隔てているのは運だけだ。人生が運だけで決まってしまうのはフェアと云えるのだろうか。逆に多くの女の子達に対し、ある種の閉塞感のようなものをばら撒いてないだろうか?

 村上龍がテロの標的にAKB 風アイドルグループを持ってきたのには何らかの理由があると思う。もしかしたら僕と気持ちは同じ?

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