Paul and Linda McCartney / Ram

 Hear Music 版リマスターのPaul McCartney「Ram」が届いた。

 学生の頃、僕はPaul McCartney の持つ家族臭さが好きになれなかった。ロックに自分の奥様やお子様を登場させてはいけない。ロックとはワイルドなモノでなければならない。楽器を弾けないLinda がWings のバンドメンバーだという事も理解不能だったし、「Ram」というアルバムが家族全員の心温まる写真満載のブックレットを同封し、Linda との共同名義でリリースされた事も気に入らなかった。ロックと家族団欒は対極の位置にあるはずだ。

 などと思っていたのも遥か昔。50歳を過ぎた現在の僕は、Paul の嗜好をすんなり受け入れている。それは僕が年齢を重ね、家族を持った事に起因するのだと思うが、ロックが市民権を得た事と無関係ではないと思う。ロックが反抗の音楽だったとは今の若者は誰も信じないだろう。

 「Ram」は名盤だ。ド派手なヒット曲はないが「Ram」をPaul のベスト1に推すファンも多いらしい。僕もPaul の中では3番目くらいに好きだ。

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