村上龍 それでも三月は、また (2)

 あの忘れない日を心に刻む、胸に迫るアンソロジー。作家・詩人17人は、3.11後の世界に何を見たのか?

 先程「それでも三月は、また」が届いた。上記のコピーが帯に書かれている。村上龍等、17名の作家によるオムニバスで、テーマは東日本大震災及び原発事故。著者の印税はすべて寄付されるらしい。

 あれから1年になろうとしているが、復興が進んでいるようにも思えず、福島第1にも目立った動きはない。政治は相変わらず何も決められず、経済界も東電が値上げすると云って騒いだ以外は黙り込んでいるように感じられる。あれだけの事が起こった後なのに、政治も経済も静か過ぎるのではないだろうか。もっと強烈な何かが起こってもいいと思う。

 政治や経済が何も発信しない時、頼りになるのは音楽や文学だ。このままでいいわけがない。忘れてもいけない。この本から何か受け取る事が出来ればうれしい。この本を大切に読みたいと思う。

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