Sid Vicious / My Way

 CM 曲といえば、去年の秋頃、嵐が出演するau のCM に、Sex Pistols のSid Vicious が歌う「My Way」が使用されていた。

 音楽を論評するときに、シンガーの歌唱力とか、声質とか、演奏者の技術力が高いとか、リズムがどうだとか、ハーモニーがどうだとか、いろいろ論評点があるのだとは思うが、Sid Vicious の「My Way」を聴けば、そのような事を論じている事自体が虚しく感じられる。この曲の前ではすべてが屈する事になる。そのくらいこの曲はカッコいい。パンクを侮ってはいけない。

 ロックは理屈でもなければ技術でもない。聴いて高揚するかどうか、それがすべてなんだと思う。そういう点でこれほどロックな曲はないと思う。

 Sid Vicious は、まったく楽器が演奏できないのにPistols に加入、1年後にバンド解散、その1年後に薬物乱用で死亡。享年21歳。現在でも信奉者が多く、その数はJohnny Rotten 以上。まさにカリスマだ。単なる不良青年がカリスマになってしまう、それがロックのカッコ良さなんだと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です