村上龍 オーディション (10)

 日曜日、村上龍の「オールド・テロリスト」を3回分まとめて読んだ。NHK に次ぐ第2のテロが起こっており、かなり興奮して読めた。

 使用された凶器は、僕のように森の中に住んでいると日常的に使用する道具だ。形状、大きさ、重さ、音、使用する人の身のこなし等、すべてを具体的にイメージ出来る。もちろん殺傷能力は申し分ない。こんな道具を凶器としてチョイスする村上龍のセンスが好きだ。チェーンソーではない。

 そして何故か思い出したのが「オーディション」。「オーディション」ではハットピンなる道具が凶器として使われる。女性の力でも人間の足首を簡単に切断できるシロモノだ。急に画像が見たくなり、ネットで検索してみた。ところがそれらしきものがまったくヒットしない。小説を読んでいる時には、この道具を具体的にイメージする事が出来た。本来の用途を考えれば、世の中に絶対にあるはずだと思う。流通している呼び名が違うのかもしれない。

 まさかハットピンという道具、村上龍の創作?

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