Doobie Brothers / South City Midnight Lady

 今日は雨でとても寒い。我が家の室内温度は18度を下回っているのではないだろうか。なんとなく夏が終わっていくようで寂しく感じる。

 例年夏はEagles を聴いて過ごす事が多い。Eagles の清涼感が夏の暑さには心地良いし、夕暮れ時にはDon Henley のウェットなヴォーカルがおそろしく合う。でも今年はその定番を何となくDoobie Brothers に代えてみた。

 Doobie ファンには、熱狂的なTom Johnston 支持派とMichael McDonald 支持派がいるのだと思うが、僕はそのどちらも好きだ。いずれかのDoobie’sを認めないなんていうのはナンセンスだと思う。聴くシチュエーションをリスナー側で変えればいい。我が家のような夏の高原にはTom Johnston の方が俄然いい。楽曲によってはちょっと熱めというきらいはあるが、素朴なテイストは捨てがたい。夏に聴いていると本当に気持ちが良くなる。

 と云いつつ、この夏一番聴いた曲は「South City Midnight Lady」である。僕はTom 派でもMichael 派でもなく、Patrick Simmons 派なのだ。