村上龍 ラブ&ポップ 電子書籍版

 昨日の事だが、電子書籍版「ラブ&ポップ」の販売開始のニュースが飛び込んできた。G2010 の村上龍作品としては、「歌うクジラ」「限りなく透明に近いブルー」に次ぐ第3弾という事になる。

 「ラブ&ポップ」のリッチコンテンツの中身は、渋谷の街頭の環境音、オリジナル楽曲を使用したBGM 、英語版の同時収録、そしてそれだけでも十分リッチなのに、更に美少女100人の写真が一緒に掲載されるらしい。しかもこの美少女達、全員があのオスカープロモーション所属のモデルだというのだ。当然、この美少女100人の写真だけでこの書籍は買いである。

 この作品の主人公・裕美は本当に愛らしい。僕の頭の中には確固たる裕美のイメージがある。きっと美少女100人の中から、自分の裕美を探すに違いない。100人の中から読者それぞれの裕美が誕生する事になるのか!

 いっそAKB48 みたいに、書籍一冊に付き投票権ひとつを割り当て、史上最強の裕美を決定する、そんな総選挙でもすれば盛り上がるのに!