村上龍 歌うクジラ (15)

 村上龍「歌うクジラ」。ほとんど多くの読者にしてみれば全くどうでもいい事なのかもしれないが、ヒロイン・アンの服装に僕はとても感激した。

 アンは赤い色の服を着ている。素材はプリオン蛋白質によって造られた最先端の合成繊維である。伸縮自在で、着ると体にピタッと張り付き、光沢がある。構造上下着を付ける必要がないため、アンは下着を付けない。ゆえに胸の膨らみの先にある突起を、衣服の上から確認する事が出来る。

 この記述から何を想像したかと云えば、エヴァのプラグスーツである。綾波レイやアスカのプラグスーツ姿は世の中至るところに氾濫している。あれだけ氾濫していても尚、視界に入ると立ち止まってしまう。細身でスタイルの良い女性と体のラインを強調した服、この組み合わせは最強なのだ。

 小説に登場する人物のイメージは、最終的に読者に委ねられる。僕はアンの首から下を、アスカのイメージにした。だからアンは最強なのだ。胸の突起を目視出来る分、アンは綾波やレイの遥か上を行くと思う。

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