Sting / Live in Berlin

 ロックばかりでなく、たまにはクラシックも聴いてみたい。というかいい歳になってきたのだからクラシックも聴かなくちゃいけないといった強迫観念にかられ、ピアノを中心にクラシックばかりを聴いていた時期があった。

 意外にすんなりと入り込めたし、ずいぶんと楽しんでいたはずなのだが、気が付いてみたらいつの間にかまたロック一辺倒に戻っていた。どうやら僕はドラムセットが鳴っていない音楽は、長く聴き続けられないようだ。

 Sting がロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラと共演したライヴがリリースされる。「Live in Berlin」である。Police の楽曲のシンフォニックアレンジで話題となった「Symphonicities」のライヴ版になる。

 僕はPolice もSting も本当に大好きなのだか、「Symphonicities」は未聴だし、「Live in Berlin」も購入予約をしていない。関心が無いのではない。実は気になって気になってしょうがないでいる。これはクラシックなのか。ロックなのか。そんな事にこだわっているから一歩が出ないのだろう。