Keith Richards の新譜「Vintage Vinos」が11月2日にリリースになる。
Mick Jagger に対して言いたい放題の自伝「Life」が、最近すっかり話題となっているKeith Richards 。僕は自伝「Life」に対しては関心はあるが、あたかも暴露本のような扱われ方をしている点はあまり好きになれない。Mick とKeith は半世紀も続いている仲だ。二人の間に何も無い方がおかしい。これでバンドが解散だとかどちらかが脱退などというのなら話は別だが、そうでもない限りワイドショー的なニュースは耳障りと思ってしまう。
そんな事より新譜「Vintage Vinos」が気になる。実は長らくKeith のヴォーカルを好きになれなかった。やっぱりMick の方が圧倒的にカッコいいと思っていた。それが変わり始めたのは90年代以降で、うまく形容する事が出来ないのだが、一言でいうとTom Waits のような奥深さをKeith のヴォーカルに感じるようになったのだ。歳を重ねる事は悪い事ではないと思う。
新譜ではどれだけ歌ってくれているのだろうか?