村上龍 ニューヨーク・シティ・マラソン Ex1

 昨日、小学生の息子2人が市民マラソン大会に出場した。出場は今年で3回目。息子たちが出場した3km コースは小学生から年配の方まで500人弱がエントリーしていた。順位を2桁台にするのが今年の目標だ。

 レース開始後、僕達家族はゴール会場で入口ゲートに選手達が帰ってくるのを固唾を飲んで見守っていた。そして信じられない事が起こった。なんと長男と長男の友達が1位争いをしながら会場になだれ込んできたのだ。通常、上位を占めるのは高校生以上の大人だ。小学生がトップでゴールする事はない。多少の違和感を感じながらも、僕の興奮はピークに達していた。頑張れー、行けー。大歓声の中、息子は1位でテープを切った。

 レースが途中で中止されたとアナウンスされたのはその直後だ。36人がスズメバチに襲われ大会自体が中止となったのだ。選手は皆コース上に足留めされたが、長男達はそれをかいくぐってゴール会場まで到達したらしい。

 中止を知りながら英雄気取りでゴールイン。息子にしてやられた!

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