忌野清志郎 / God

 一昨日の晩の事だが、飲み会があり、翌日が仕事だったのにもかかわらず、ついうっかり盛り上がってしまい、帰宅が午前2時になってしまった。

 帰宅後ニュースを見ようと、PCを起ち上げるのもおっくうでTVを点けてみた。NHKで忌野清志郎の追悼番組の再放送をやっていた。これまたついうっかり見てしまった。結局、寝たのは3時過ぎになってしまったが。

 去年の収録だというその番組を見てびっくりした事が2つある。1つは清志郎がおそろしく太っていた事だ。闘病中という事で多量の薬のせいなのだと思うが、若い時のイメージが強すぎた事もあり、内心がっかりした。それでも番組を見続けるうちに、2つめのびっくりがドッと押し寄せてきた。

 やっぱり清志郎はカッコいいという事だ。50代後半、癌との闘い、そういったすべての事を超越したカッコよさがあった。がっかりした気持ちはすぐに吹っ飛んだ。清志郎はいつだってロックしてたのだ。本当のカッコ良さとは生き様なんだと思う。番組で歌われた「Jump」が今も頭の中で鳴っている。