村上龍 裏JMMの海岸 Q:1038

Q:1038
 先週は、行政刷新会議の「事業仕分け」が話題になりました。大事な作業なのでしょうが、山崎さんが回答の中で「貧乏くさい政策」とお書きになっていたように、みみっちい印象は拭えません。ところで、「事業仕分け」で利益を得るのは、どのような人たちなのでしょうか。逆に、損をするのはどのような人たちなのでしょうか。

編集長 村上龍 ジャパン・メール・メディア

 村上龍 裏JMMの海岸。確かにおっしゃるとおり、事業仕分けって貧乏くさいですよね。おそらくあまり国民の印象も良くないんじゃないかな?

 このような予算の選別というのは本当に重要な事だと思うし、もちろん期待もしています。が、しかし、見ていて気持ちのいいものではないですね。

 質問する方も答える方も言ってる事が浅くないですか。だって何千億円とかいう支出の合否を決めるのに、その道のプロでもないような人が、あんな短時間で結論まで導いてしまうのはあまりに軽いですよ。逆に言うと、こんな程度の議論で今まで膨大な予算が決定していたって事でしょ。そう思うと本当にバカバカしくなるし、もう勝手にどうぞって気にもなる。

 TV中継とか止めればイイんですよ。そうすれば稚拙な応酬の事など知る由もなく、きっと長時間に渡る白熱した議論の末にこの事業は中止になったんだと、明るい気持ちで見守る事ができ、やっぱり民主党はやるじゃない、日本の未来は明るいぞ、となるのにね。こうなってこそ国民の利益です。

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