King Crimson / Red 2

 King Crimsonのデビュー40周年記念盤「Red」には、1974年のフランスのTV番組でのパフォーマンスが、映像コンテンツとして収録されています。

 正直なところ、この頃のCrimsonの映像って見た事がなかったので、おそろしく新鮮な気持ちになれます。動いているメンバーを見るだけで感動です。ただ巷で指摘されているように、映像に余計なエフェクト処理がされており、それが本当に邪魔くさいです。もっとちゃんと見せろってカンジです。

 Bill Brufordはやっぱりカッコいいですよ。大活躍してます。とんでもない量のパーカッション類に囲まれて、そのほとんどを鳴らしてます。Jamie MuirがCrimsonに持ち込んだモノって多大なんだと思うけど、結局、それら全てをBrufordは短時間で吸収しちゃったんだと思う。天才です!

 それにしても、みんな若い。ロック界の重鎮達にもこんな頃があるワケですね。しか~しです。Robert Frippだけは40年近く経った今とあんまり変わらないんですよね。どういう事。余程の老け顔だったんだ!