村上龍 裏JMMの海岸 Q:1031

Q:1031
 公共事業の見直し・中止は、どのような判断基準で行えばいいのでしょうか。

編集長 村上龍 ジャパン・メール・メディア

 村上龍 裏JMMの海岸。公共事業の見直し・中止は、コストパフォーマンスの善し悪しのみで単純に判断すべきと思います。事業の総支払額に比べて事業後の価値が低いのであれば、どんなものであれ即中止です!

 ところで世間で大騒ぎになっている八ッ場ダムですが、どうして費用対効果を数値で示して議論をしないんでしょうね。一方は、半世紀も前からの約束だからの一点張りで、もう片方は、マニフェストに掲げたからの一点張り。これじゃあ、どっちがいいのかさっぱり分からないです。

 僕はダムの建設予定地だった場所を横目で見ながら毎日通勤しています。そのダムは田中康夫が長野県知事に当選した際の脱ダム宣言で有名になったダムです。ほとんど地元の人間であるにもかかわらず、僕はそのダムに全く関心が無かった。ダム計画がその後どうなったかも知らない。

 結局、費用対効果の議論なしでは、ごくごく少数の利害関係者間における欲のからんだ攻防にしか見えないんですよ!

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