「Procol Harum」の2009年リマスター、意外に綺麗で豪華なブックレットを喜んで眺めていたら、代表曲「A Whiter Shade Of Pale」(邦題 青い影)の作者クレジットに目がとまり、その内容にびっくり！
Procol Harumの他のほとんどの楽曲がそうであるように、「青い影」も当然Gary Brookerの作品だと思っていたら、なんとクレジットはオルガン奏者のMatthew Fisher。しかもその後にヘンな注釈が。「Gary Brooker, the original composer of A Whiter Shade Of Pale, declines to share this credit until a decision is made by the House of Lords in 2009」
僕には意味不明だったのでこの曲について検索してみたら、どうやらここ数年、GaryとMatthewがこの曲の印税について法廷で争ってるみたい。本来の作者クレジットはGary、それにMatthewが異議を申し立てているワケ。
それにしても曲が世に出て40年あまり、何故Matthewはもっと早く主張しなかったんでしょ。60歳を過ぎて急に老後が不安になったのか？