村上龍訳 リチャード・バック イリュージョン 2

 村上龍訳 リチャード・バック「イリュージョン」。昨日、Amazonでこの作品のカスタマーレビューを読ませてもらいました。びっくりしましたね。何故かっていうと、書き込みした人の全員が大絶賛してるんですよ。最高傑作、人生を変えた一冊、何度も繰り返し読んでいる、衝撃の名作、人生の友だ、etcと。拾い上げたらキリのないほど、大絶賛の嵐です。

 で、これにはちょっと焦りましたよ。僕はそれほどピンと来なかったんです。というか、この作品って抽象的で観念的なので、僕の理解や解釈が他の多くの人達とまったく違うんじゃないかと焦ったワケです。絶賛している人達は、リチャード・バックありきでこの作品を手にしたんでしょ。僕の場合は村上龍から辿り着いてますから。この手の作品への免疫不足なのかな?

 そういえば、2006年に佐宗鈴夫さんという方の新訳が出版されています。村上龍の訳より原作に近いとの事で、こちらの方も発注してみました。

 いずれにしても、記事を書く前にもう一度ずつ読んでみようと思います。