村上龍 裏JMMの海岸 Q:937

Q:937
 先週アメリカの新しい大統領にバラック・オバマ氏が当選しました。当選したときの演説は感動的でした。ですが、演説はお金がかかりません。財政基盤や生産力、それに自国通貨が過日の勢いと強さを失いつつある中、オバマ新大統領にはどのような経済対策が可能なのでしょうか。

編集長 村上龍 ジャパン・メール・メディア

 村上龍 裏JMMの海岸。演説はお金がかかりません。本当におっしゃるとおりですね。オバマさんの場合は、演説オンリーで大統領まで登りつめちゃったようなもんですから。演説以外に芸はあるんでしょうか?

 アメリカの場合の自国通貨安は辛いですね。日本とかの場合だと自国通貨安がクッションのような役割を果たしているうちに、輸出製造業からちょっとずつ息を吹き返してくる、みたいな景気循環が起こるんですけど、他国からファイナンスされているアメリカの場合は、このままドル安が続くと誰もアメリカに見向きをしなくなって、そのうち地獄にまで落ちていっちゃいますね。

 ここは腹を括って、かつて日本が経験したようにアメリカも失われた10年を経験するしかないです。堪え忍ぶって事です。えっ、それじゃぁ世界全体が恐慌になるって。主役交代です、中国に期待しましょう!

 金融機関にジャブジャブに公的資金を投入、その後オバマさんのやるべき事は、皆さ~ん、10年間だけ堪え忍びましょうね、と演説する事ですね!

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