Fleetwood Mac / Rumours 2

 Fleetwood Macの「Go Your Own Way」を聴いている。今やるべき事は早く日常に戻る事なのだろう。過去を見つめていても仕方ない。日常は偉大だ。僕の日常とは村上龍を読む事だ。そして僕は僕の道を行く。

 「Fleetwood Mac」(1975年)、「Rumours」(1977年)、「Tusk」(1979年)、という全盛期の3枚のアルバムが、2004年にリマスターされた。ブックレットをはじめ、とても丁寧で綺麗な作り、しかも「Rumours」と「Tusk」は未発表音源満載の2枚組。未発表音源といってもアウトテイクが中心なのだが、なかにはアウトテイクの方がリリーステイクよりカッコいい曲が何曲も含まれている。

 「Fleetwood Mac Live」(1980年)、「Mirage」(1982年)、「Tango in the Night」(1987年)の3枚も、未発表音源付きでリマスターして欲しい。

 ある人が僕から去っていく。その人にとって僕は必要ではなかったわけだ。ふと、誰からも必要とされなかったコインロッカー・ベイビー達を思い出した。今回もまたキクのスピリットが僕を立ち上がらせるはずだ。