「村上龍 vs 村上春樹 ウォーク・ドント・ラン」。お二人とも自分の奥様の事を話題にあげているのですが、これがかなりオモシロイんです。
「尊敬されてないねえ。たとえば、洗濯物干せっていわれる。ぼくは原稿書いてるから干せないっていうと、そういうくだらない原稿書くより、洗濯物干すほうがずっと大事なんだって、こんこんといわれるわけ（笑）。しょうがない、ぼくが干しちゃうんだねえ。それで洗濯物干したくなかったら、もっと人を感動させる文章書きなさいっていうわけ。これはね、説得力あるよ」。
上記は村上春樹の言葉です。洗濯の方が執筆より偉大であると言い切る奥様、さすがに奥様の方も只者ではないですよ。ベストセラー作家とて主婦には勝てないんですね。もっともこういう奥様だからこそ、逆にリラックスして執筆活動に専念出来るんでしょうね。他の全ての事は私に任せてあなたは執筆に専念してじゃ、息が詰まりますもんね。
あの村上春樹ですらこうなのだと思うと、気が楽になります！