Peter Gabriel / Scratch 2

 Peter Gabriel の1枚と云ったら「So」、もう1枚と云ったら4th「Security」、更に1枚と云ったら3rd「Melt」。これが妥当な線でしょ。僕もそう思います。

 ただどうしても捨てきれないのが、2nd「Scratch」です。このアルバムは圧倒的に楽曲がイイんですよ。「Melt」以降は、最先端の録音技術に支えられた斬新なアレンジで、それだけで完璧なGabrielワールドを築いてるんですけど、一部に楽曲の弱さがある。「Scratch」は録音やアレンジは甘いと思わざるを得ないけど、一曲一曲はおそろしくイイ曲ばかりなんですよね。

 又「Scratch」はRobert Frippがブロデューサーということもあって、プログレの匂いがまだ残ってるんですよ。このアルバムは、Gabrielによる最後のプログレという位置づけなんだと思うんですよ。一方で、袂を分かったPhil CollinsのGenesisは、同年に「…And Then There Were Three…」をリリースしてますが、これがGenesisによる最後のプログレでしょ。

 プログレの匂いとは、70年代の匂い。だから捨てがたい。

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