Peter Gabriel / Scratch

 1978年リリースのPeter Gabrielの2nd、通称「Scratch」。このアルバムの季節感はおそらく秋とか冬なんでしょうけど、僕の場合は最初に聴いたのが真夏だった事もあり、どうしても夏になると聴きたくなってしまうんですよ。

 ところでこのアルバムって怖くないですか。僕は怖いんですよ。特に「Mother of Violence」。この曲を聴くと必ず寒気がして鳥肌が立つんです。近寄ってはいけない世界に突然投げ込まれたような感覚です。こんな世界観を音楽で構築してしまうPeter Gabrielは、きっと天才中の天才です。

 ジャケットデザインはHipgnosisです。このジャケも怖いんですよ。爪を立てている表ジャケットも怖いですが、本当の怖さは、腰の曲がった男がこちらに背を向けて街角に佇んでいるだけの裏ジャケットにあります。ちょっと言葉で表現しようがないので見てもらうしかないのですが、とにかくコレが怖いんです。生きていく力を根こそぎ剥ぎ取られるような怖さです。

 真夏に聴く、身の毛もよだつGabriel!

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