Kiss / Destroyer

 谷亮子、残念でしたね。お疲れ様でした、そして今まで本当にありがとうと心から云いたいです。その谷亮子が試合している最中、僕はグッチ裕三の「Bohemian Rhapsody」を見て笑い転げていました。非国民だなぁ!

 1976年リリースのKissの4thアルバム「Destroyer」、Kissの代表作ですね。Kissって、例えば同時期のAerosmithやQueenに比べると、奥行きがないというか、なんか薄っぺらなサウンドで、もっともそれがKissの良さでもあるんですけど、このアルバムは結構音に厚みがあるんですよ。影の立役者はプロデューサーのBob Ezrin、彼の手腕が高く評価されたアルバムです。

 で、このアルバムのオープニングナンバーで、超~有名な「Detroit Rock City」をグッチ裕三がやるとこうなっちゃうんです。

 もうこれは曲のアレンジとかの前に、グッチ裕三そのものが笑えますね。最高のGene Simmonsです。イントロで登場する場面だけで笑い転げてしまいます。オリジナルはPaul Stanleyがヴォーカルです。