村上龍 裏JMMの海岸 Q:922

Q:922
 経済財政諮問会議は、先週内閣府試算を発表し、それによると、国・地方合計の2011年度の基礎的財政収支は約3.9兆円の赤字になるようです。政府は今後の短期的な財政政策において、何を最優先すべきなのでしょうか。

編集長 村上龍 ジャパン・メール・メディア

 村上龍 裏JMMの海岸。これ、きっと難しい質問なんでしょうね。でも、僕の回答は簡単です。

 財政政策なんてやらなくてもいいから、ひたすら歳出削減に取り組みなさい。これに尽きます。政治家や役人の間では、歳出削減、やるべき事は全てやったみたいな空気が流れてますがとんでもないですよ!

 例えば地方に住んでいると、就職先の人気度は圧倒的に公務員が1位。何故か。楽だからです。仕事が楽ちん、リストラされたり倒産したりしないから気分も楽ちん。楽ずくめです。彼らは財政収支が赤字だろうがなんだろうが、いっさい関係ないですから。公務員になりたいと思う若者が誰もいなくなった時、初めて歳出削減余地がゼロと云えるんじゃないですか。公務員人気が高いうちは、更なる削減余地があると疑ってみるべきです。

 もし仮に増税に踏み切るのであれば、ガソリンの暫定税率だとか消費税率アップとかのセコい事を云ってないで、相続税の課税強化に取り組むべきです。世代を超えての格差の固定は、それこそ社会をダメにしますよ!

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