Coldplay / Viva La Vida or Death and All His Friends 2

 最近はずっと、Coldplay「Viva La Vida or Death And All His Friends」ばかりを聴いている。彼らの過去のアルバムとは何かが圧倒的に違う。その何かとは何かなどと考えていると、あっという間にアルバムを聴き終えてしまう。その何かを持ち込んだのは、やはりBrian Enoなのだろうか?

 メンバーのインタビューによれば、イーノは最初、メンバーに愛を説く事から入ったらしいです。はぁ。音楽プロデューサーってそんな事までやるんですかね。更にイーノは、スタジオに催眠術師を呼んでメンバーを催眠術にかけ、その上で何曲かのレコーディングを行ったとの事。

 そんな話を聞いてしまうと、やはりイーノマジックかと思わずにはいられないんですよね。このアルバムの持つ実験的な要素は紛れもなくイーノでしょうけど、それ以上の重要な何かも間違いなく持ち込んでいるでしょ!

 Chris Martinがイーノをこう語ってます。「最初の2~3週間は僕たちもまったく理解できなかった。この人は気が狂ってると思った」と。