村上龍 ラブ&ポップ 1

 今日から村上龍「ラブ&ポップ」に突入したいと思います。1996年刊行のこの作品は、当時社会問題となっていた女子高生の援助交際を大胆に取り上げた非常にセンセーショナルな作品です。サブタイトルはトパーズⅡ。

 これだけ話題性のあるモチーフを、時代と併走する形で、しかも女子高生を主人公にして女子高生の視点から描く。執筆時の龍さんが40代半ばという年齢を考えれば作品の評価以前の問題として、このモチーフにチャレンジして更に作品として世に送り出したという事実そのものがスゴいですね。

 で、作品としてどうなのか。かなりオモシロイです。傑作です。

 ところでトパーズⅡというサブタイトルは本当に必要だったんですかね。大ヒット作「トパーズ」とは何の関係もないのに「トパーズ」のヒットにあやかろうという商魂が見え隠れして好きになれないです。逆に「ラブ&ポップ」に失礼ですよ。そのくらい「ラブ&ポップ」は傑作だと思います。僕は「トパーズ」よりも「ラブ&ポップ」の方が好きです!

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