村上龍 「希望の国のエクソダス」取材ノート 2

 村上龍「希望の国のエクソダス」取材ノートが刊行された2000年は、デフレが進行している真っ最中ですよね。あらゆる需要が減り続け、モノの値段はどんどん下落し、企業は赤字転落、賃金も下落、失業者が溢れ、それがまた更なる需要不足へ。デフレスパイラルって奴です。

 で、今はどうなの。長かった幻の10年(15年)がようやく終わりを告げ、デフレが終了したぞ~といって喜んだのも束の間、今度は逆に、ガソリン・灯油・ガス等のエネルギー価格は、どこまで行くんだ~の未知の領域、食べ物もこぞってビンビン価格が上昇中、たまに安いと思えば農薬入り。給料は上がるかと言えば現状維持、税や社会保障負担は増える一方!

 さて、どちらが暗い世の中でしょうか?

 僕は、今の時代の方が怖いです。デフレの時代が長かったこともあって、インフレに慣れてないんですよ。しかもエネルギーや食糧ってほとんど輸入でしょ、これで円安に振れたらオシマイじゃないかと。怖~い!

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