村上龍 タナトス 2

 村上龍「タナトス」。この作品の舞台はキューバのリゾート、ヴァラデロ。パリで女優をしていたレイコが、この地に飛行機で降り立つところから物語がスタートします。そして現地で暮らす日本人青年カザマがレイコと出逢います。

 「エクスタシー」「メランコリア」を読まれた方なら、もうこの作品のプロットがお分かりですよね。ではご一緒に確認してみましょう!

 「エクスタシー」は、カタオカケイコが延々と続く独白の語り手、20代後半のビデオディレクターであるミヤシタは読者に対しては語り手ですが、実際はカタオカケイコの独白の聞き手。「メランコリア」は、ヤザキが延々と続く独白の語り手、29歳のジャーナリストであるミチコは読者に対しては語り手ですが、実際はヤザキの独白の聞き手。そして今回の「タナトス」は、レイコが延々と続く独白の語り手、日本人青年カザマは読者に対しては語り手ですが、実際はレイコの独白の聞き手です。ふぅ!

 あのぉ、ここまで大丈夫ですか。こんがらがってる人はいませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です