村上龍「ストレンジ･デイズ」。ヒロインはジュンコ。21歳、トラックドライバー。それもムチャクチャでっかいトラックです。ほとんどのシーンがジーンズで、それもかなりのお似合い。髪は束ねてる事が多い。当然ながら美人！
反町とジュンコの出逢いは夜中のコンビニ。反町がポケットにあったミュージックテープをいきなり彼女に渡します。って、初対面の女性にそんな大胆な事フツー出来ますか、通報されますよ。しかもそのテープがDoorsです。はぁ、今どきの女の子がDoorsを聴くのか。しかも二度目に同じコンビニで会ったときにはVelvet Undergroundを渡します。って、おい。今どきの女の子がVelvetを喜ぶのか。Lou Reedに惹かれるか？
あっ、つい興奮しちゃいましたけど、こんなにおじさん側に都合のよい展開も、小説なんだから許しましょうね。っていうか同じおじさんとしてはこういうのもアリだよねって自分に言い聞かせて素直に喜んじゃってます。
かくして「まぁ、お茶でもご一緒に！」となるワケです。