村上龍 超電導ナイトクラブ

 今日から村上龍「超電導ナイトクラブ」です。しかしこの小説タイトルどうですか。意味不明で片付けてしまってはダメですよ。ここは是非うぉぉぉっ、このタイトルカッコいい~と反応しましょう!

 超電導というのは、この小説が連載されていた当時の1980年代において、夢のテクノロジーと騒がれていたシロモノで、ある金属物が一定温度以下になった時に電気抵抗がゼロとなる現象の事だそうです。電気抵抗がゼロなので、永久に電流が流れ続け、それが強力な磁界を発生させ、この超電導磁石を搭載したのがリニアモーターカーとの事。2007年の今日においても最先端な技術なのだそうです。

 スゴいですよね。最先端テクノロジーの超電導がくっついたナイトクラブですよ。カッコ良すぎですよね。コンピューターとか実験装置群に囲まれ、ロボットによるダンスタイムがあるようなBarを連想しますね?

 しかしこのナイトクラブ、名前の由来は店側ではなくお客側にありました。