村上龍 愛と幻想のファシズム 2

 村上龍「愛と幻想のファシズム」は、執筆時より3,4年先の近未来を舞台にした政治経済小説です。

 中南米3国のデフォルトをきっかけに、全世界が未曾有の恐慌へと突入していきます。そして恐慌後のどうしようもなく閉塞した時代に、トウジとゼロという2人の若者が彗星のごとく登場、政治結社「狩猟社」を結成し、ありとあらゆる方法を使って次第に力を身に付け、日本の中枢を捕っていきます。

 又、政治も経済も脆弱な日本は、コングロマリット「ザ・セブン」を中心とした国際金融資本から、格好のターゲットとして狙われていきます。そしてそれを迎え撃つのが「狩猟社」という構図です。

 「希望の国のエクソダス」と同じプロットですね。 ただしこちらはネットの無い時代、ポンちゃん達と違って「狩猟社」は実力行使あるのみです。しかもその手法はなんでもアリのテロリズムです。生々しい破壊をご希望の方は、こちらをどうぞ!

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