村上龍 希望の国のエクソダス 9

 2000年代初頭の恐ろしく閉塞した時代に、彗星のように登場した村上龍「希望の国のエクソダス」。僕はこの作品から破壊によるカタルシスを得て、新たなる信用創造の可能性に自らの希望を見いだす事が出来ました。僕にとって非常に大切な作品となりました。

 しか~し、しかしです。いったいゼンタイ、この作品のエンディングは何なのですか~?

 僕はこの作品のエンディングがどうしても理解できません。ポンちゃん達の街のどこが問題なんですか。龍さんはポンちゃん達の街に対して、否定はしてないのですが、決して肯定もしない状態で物語の幕を閉じちゃいます。むしろ緩やかに否定しているようにもとれます。行き過ぎたグローバリズムへの牽制って事、多種多様な価値観の広がりを期待したものなの、誰か教えて下さ~い。納得できません!

 この国には何でもある。そして、希望は?

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