村上龍 わたしは甘えているのでしょうか? 27歳・OL 3

 村上龍「わたしは甘えているのでしょうか? 27歳・OL」。龍さん自身がまえがきの中で「バカバカしくも切実な悩み」という表現を使っています。

 この切実なというのは、相談を寄せている女性側の捉え方ですよね。悩みというのは人それぞれで、その一つ一つが本人にとっては切実なもの。なのでどんな内容であれ、相談するという行為自体はとても理解できます。尚かつ、村上龍という著名な作家に相談出来るワケですから、彼女たちのとった行動はとても合理的です。龍さんが相手なら僕だって相談したいよぉ。

 一方でバカバカしくもというのは、龍さん側の捉え方でしょうから、だったら何故バカバカしいと思う事にワザワザ答えなければならないのかと、やっぱり思ってしまうのです。バカバカしいと思わない人が、相談に応じるべきです。たとえば~

 みのもんたとかではダメなんですかね?