村上龍 共生虫 7

 村上龍「共生虫」の覚醒したウエハラくんが選んだ道は、あまりに反社会的であり、現実世界では許されるべきものではありません。でもこれは小説ですから、そんな事にスポットを当ててもしょうがないです。ここは素直にウエハラくんの偉業を褒め称えるべきです。

 小説「共生虫」は、暗く薄気味悪い装飾を幾つも施されながら、それでいて読者に希望の光をあてる事に成功していると思います。「共生虫」こそ、希望と再生の物語です。傑作中の傑作だと思います。

 Amazonの画像は、今記事のみ文庫本です。見たとおりハードカバーと同一の表紙です。中央部分から背表紙にかけて楕円形のセロファンのようなものがくっついており、寄生している共生虫を表現したと思われます。

 っていうか、今回の記事、僕、マジメに書いちゃってるよね?